タイ王国バンコク

1990年06月21日〜25日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』  会社の出張と違い、気を遣うだけの観光ツアーだった。
時はゴルフブームの盛りだった
  当時のメーカーの中には金曜日に用が無くても打合せに来て欲しい。 土曜日にゴルフしまし
ょうと言って来る営業が多々居たが、単に自分が接待費でゴルフをしたいだけの話しだった。
  接待は嫌いだし、ゴルフも嫌いので、こんな話しは全て断っていたが、ゴルフ好きには
この話しに乗っている従業員が結構居るのは聞いている。
接待して貰うのは嫌なので
  奢られぱなしは嫌なので、後にグアム島に遊びに行った時のツアー費用は全て負担して、
今回の件をチャラにした。
タイ・パタヤビーチ
経緯は
  会社と取引のある小さなメーカーの社長からタイにゴルフに行きたいと誘って来たが、ゴルフは出来ないし、したくはないので断っていた。
  サラリーマンなので税金の仕組みは判らないが、認められた接待費を使ってしまわないと没収されてしまう。 との意味の判らないことを言い出した。 ゴルフ好きなら一杯居るので、他を当たってくれと言い続けていたが、マリンアクティビティをメインにすることで、同行することになった。
Road Map :ツアー料金が安い名古屋空港から行く事になった。
Route Map:観光ツアーは日本語が話せるガイドと運転手が付いた。

最初の1日はバンコクで宿泊したが、後はパタヤで過ごした。
観光名勝地巡りは寺院がメインだったが興味無し
一番嫌だった水上マーケットツアー
パタヤビーチで寛ぐ
ぶら下がっているだけのパラセーリング
素潜りをしてみるが・・・
したくないゴルフに狩り出される
運転手付きの車でバンコク市内を廻ったが、何の記憶も残っていない。 感激するものが無かったのだろう。
初日はバンコク市内の名勝、寺院巡りとなるが、まったく興味は湧かなかった。
一つ感激出来ることがあった。 タイのモーターボートは船外機を積むのではなく、車の中古エンジンを船内外機として積むことであり、エンジン設計を始めて最初に担当したのが、これの専用2STエンジンであった。
メナム川(現、チャオプラヤー川)は上流の住民がトイレを垂れ流ししてい
ると聞いているので、乗りたくなかったが、水上マーケット見学がツアー
に組み込まれていた。 走航中は飛沫が口に入らない様に口を塞いでいた。
メナム川は大河であるのにドブ川の様に水が汚い。
水上マーケットなんかどうでも良いので早く観光を終わって欲しかった。
観光者を見付けると直ぐに小舟でフルーツ等を売りに来る。 瓶ジュース等は詰め直しもあるので要注意。
パタヤビーチはバンコクから近いリゾート地なの大きのレジャーボート、ダイビングボートが係留されていた。
ジェットスキーに似た小型ボートには船外機が取り付けられているパッチもんだった。
日本にも住んだことがあり、日本語ペラペラのガイド嬢。
左は個人メーカーの社長さんで、今回のスポンサー様。
右はマフラーメーカーの生産技術屋さんで仕事の付合いは深い。
2人はゴルフ仲間らしい。 おいらはゴルフをしない。
現地で買ったサングラス。 お気に入りとなった。
ミクロネシアの子供は興味本位で寄ってはくるが、物を売ること
はなかった。 タイの子供は何かを売り付ける為に寄って来る。
売値はいい加減なもので、値切り続けると10分の1まで下がる。
パッチモンの腕時計を沢山買って、お土産にする観光客も多いらしい。
順番待ちをして、おいらの番になる。
やりたくもないパラセーリングを体験することになった。
海水に浸けるなー! と叫んでも声が届く訳はなく、結局、海水に浸けられてしまった。
モーターボートに引っ張られ、ただ浮き上がるだけで、自分では
何も操作出来ないパラセーリングはまったく面白くなかった。
遊覧船も見られるが、大半がお金持ちの個人クルーザに見えた。
船長付きクルーザを借りて貰い、我々もスキンダイビングを楽しむ。
ガイド嬢も暇潰しに海水に浸かっていた。
パタヤビーチ近くのサンゴ礁に潜ってみたが、結果的にはがっかりだった。
おいらの天敵は ”オニヒト”と ”ガンガゼ”であるが、パタヤの海は
”ガンガゼ”が一杯おり、何も獲る気が起きなかった。
幸いにも ”オニヒトデ”と ”ガンガゼ”に、
まだ刺されたことはないが、相当に痛いらしい。
沖縄では見られなかったサンゴもあったが ”ガンガゼ”が
気になって落ち着いて潜っていられなかった。
”ガンガゼ”の棘は20cm以上ある物も居るので目が離せない。
大きな ”ノウサンゴ”の仲間も多く見られた。
片言の日本語しか話せないキャディさん。
タイでゴルフ! ゴルフ好きには堪らない言葉らしいが、おいらに取っては嫌で堪らなかった。 まず、ゴルフ場のマナーとして袖付きのシャツが必要とシャツを買わされた。 次に靴下を履くのがルールと靴下を購入することになった。 何が紳士のスポーツだ!
ルールすら判らない超初心者。 OBが転がって行きベンツに
軽く当たった時は逃げ出したかった。
これが目的だった社長さんは意気揚々とプレーしていた。